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コラム

月刊「みんなの願い 3月号」を読んで

2019-10-10
「自閉症スペクトラム症児者の心の理解」連載が最終回のテーマは、「ふれあうこと、安心できること」(著者:別府 哲)がテーマでした。
一節を紹介します。
「自閉症スペクトラム症児は、わかりにくさ、感覚過敏などで激しい不安を感じています。そのため、不安を減らすことはとても大切です。一方、不安を減らすことと、安心することは同じでありません。人はだれしも安心できるためには、楽しい世界とそれを用意し、一緒に楽しんでくれる人の存在が必要不可欠だと思うからです。
でも、自閉症スペクトラム症の障害特性の強調は、不安を減らすことのみ焦点を当て楽しめる世界を制限する方向に進みがちです。
変化が苦手だから、表情や態度を変化させる「人」と関わることを減らし、個別指導を増やすのはその一例です。」(みんなの願い 3月号 P.17)
 
自閉症児は、知的には高くても、人との関係では、一般的に10か月から1歳くらいに形成する、心の支えとなる人の獲得を思春期に行うため、この時期にスキンシップが多くなるのではないかと先生は考えておられるようです。
私たち放課後等デイも、子どもが高学年ともなると「腕一本離れなさい。」などの指導がみかけられます。
型にはめて不安を取り除くより、心の支えでありたいし、安心して傍にいられる存在でありたいし、一緒に楽しく過ごせればと思っています。
そのような意味で、膝に座る、おんぶするなどの身体的なふれあいは、関わる側が認めることのできる形で、どんどん関わっていきたいと思いました。
                                            (金尾 浩)
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